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アナロジーの所産 

new!薄型ボディバッグ

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個人オーダーともなると、どちらかと言えば
機能を盛る傾向にあるのだが、
主のシンプル・薄さへのこだわりがはっきりしている分、
モノにおける決め所を押さえておかなければいけない。
この場合は前のポケットの作り。
とにかく薄く、前へのふくらみは最小限にするという意図が、
蓋の付け方や、ポケットのボリューム(一段階薄い)に
現れている。これは主からの明確なディレクションによるもので、
具体的な処理案はこちらで出した。
ホックの留めも受け側が勘で探しやすいように、
ポケットに固定ステッチを入れることで、
頭と受けの位置関係が安定したものになっている。


それと、全体の縦横の比率は従来の自分の考え方からすると、
だいぶ縦に長い。中に入るモノを想定することからでは、
こうした比率にはしないのだが、
主が180センチくらい身長があることや、
サンプルとなるかばんの比率を主が気に入って
いたことからこうなった。
前面の懐の深いポケットは、縦に長めの
文庫を基準としている。
比率からすると縦に間延びしそうな雰囲気を
蓋とポケットによってうまく自然なバランスに持って行った。

本体の両開きファスナーを角に差し掛かる所まで開ければ、
すぐ内ポケのものを取り出すこともできるという
主のアイデアも良い。


彼の新築の家は、あらゆる壁面に備え付けられた
収納機能がすばらしく、
ごちゃごちゃしがちな要素はすべてフラットな面に
収めることができる。
視覚的な美観が常に保たれながらも、
必要に応じて必要なものを容易に
取り出してはしまう。心理的なデッドスペースを生まない作り。
生まれたばかりの子がいると
維持することが難しいであろう整理された大人の空間を
上手に共存させていく。そんな印象だった。
それと、なんと言っても男にとっては夢でもあるガレージが
玄関のすぐ脇にあり、室内からでも入れるようになっている。
そこにはバイクが収められていて、休みの日に
この薄型バッグを斜めにかけて、自動扉を開け、
ちょっとした走りに出かける。

僕は毎度のことながら
彼が手がけた理想の住居とのアナロジーとして、
この鞄を見ている。

主は昔からの親友でもある。
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Posted on 2012/12/11 Tue. 09:11  edit  |  tb: 0   cm: 0  

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