10 « 1.2.3.4.5.6.7.8.9.10.11.12.13.14.15.16.17.18.19.20.21.22.23.24.25.26.27.28.29.30.» 12

スポンサーサイト 

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

category: スポンサー広告

Posted on --/--/-- --. --:--  edit  |  tb: --  cm: -- 

驚きの効用 

041_convert_20110809164531.jpg

小学校の友人と会う機会が増え、
ひょんなことから昔のアイデア貯金箱の話しになる。
うちは父親が構想を練り、
息子に代わってとんでもなくよくできた
仕掛け貯金箱を作って、
息子が作ったものとして提出させるしきたりだった。
そのあまりに出来過ぎた出来を
皆が一様に覚えているのだという。
そして、父親が作っていたという種明かしに皆が驚く。
小学生の図工レベルで扱う
日用品の主にごみなどを組んだうえで細密画を施し、
当時の大河ドラマの主人公、有名な童話、世界情勢ネタを
題材にして貯金箱というメタファーに
デフォルメして落とし込んでいく。
カンガルー、伊達政宗、武田信玄、ウサギとカメ、エリツィンとゴルバチョウ
お金を入れるとカンガルーの子が顔を出したり、
政宗の独眼竜の眼が見開いたり、
視覚的な変化が起きる様子が
どこか風刺的で愛らしい。

子供が作ったように見せなければいけない
という条件もある(まあ実際は到底無理なほどよくできすぎていた)ので、
父親は相当高度なことをしていたと未だに思うのだが、
何十年とたった今もその驚きを持ち続けていた級友たちの記憶にも驚く。

当時、破竹の勢いで賞を取っていくこの貯金箱は、
自分が作ったわけではないので、憂鬱な存在でもあった。

しかし、今になってみればこのエピソードは
モノづくりのエッセンスが存分に詰まった出来事だと思う。
驚きは何から生まれるか。
驚きのないモノづくりに価値があるか。
貴重なレッスンだったと思えなくもない。
スポンサーサイト

category: 驚きの効用

Posted on 2012/04/15 Sun. 22:47  edit  |  tb: 0   cm: 0  

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。