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ユーティリティ 

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革製品作りにおける「ユーティリティ」とは、
「使い回しが効いて重宝するもの」を意味すると思う。

例えば、ある商品のパーツが
別の商品のパーツになること。
それは、革素材であれば抜型の共通化を意味し、
抜かれたパーツのストックを誘導する。

金具であれば、仕入れの簡略化を意味する。

又、型の反復によって
ディティールとブランドイメージを結びつける役割も果たす。

この省略性は比較的早い段階から意識していた。
モノづくりの現場で、放っておけば肥大化していく
コストを落とす方法を模索している時、
この「共通化」や「汎用化」は
必ず意識的にやっていた。
その度に面白さを覚えてきた。

「ユーティリティ」が保証することは、
コストをかさませずに
「多様性」を維持し、記憶を強化することだと思う。
また、それを持つものには価値がある。

マンガ家などでも、ある作品のキャラクターや型を
他の作品にも登場させていることがある。
自分はそういった型の反復を
比較的好意的に見る。

実はこのユーティリティにまつわることは、
表立って語られることがほとんどない。

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Posted on 2014/02/10 Mon. 20:49  edit  |  tb: 0   cm: 0  

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